こんにちは木山です。今回は読解力を伸ばすためにやっておくべき勉強について書いていきます。
まずは「語彙力」です。次の単語の意味をすぐに思い浮かべることはできますか?
- 亜流
- 蓋然性
- アイロニー
- モチーフ
評論文ではよく見かける単語ですね。こうした単語の意味が分からず読み進めていくと重要な部分を見落としてしまうことになります。日本語だから大丈夫、ということはないので、日頃から知らない言葉に出会ったら意味を調べる習慣を身に着けてください。また、数学は数学的な言い回しもあるので、それも覚えておきましょう。
次に活字に触れる機会を増やすことです。入試問題では、国語や英語の長文に限らず、少し長めの文章を読まなければなりません。共通テストは問題もですが選択肢が長めのものもあります。言葉の言い回しや使われ方などはある程度の慣れが必要です。1日にたくさんの量をこなすのではなく、日々の積み重ねが重要です。
最後は視野を広げることです。自分の興味がある範囲でしか活字に触れなければ、知らない言葉に出会う機会が少なくなってしまいます。興味がない、予備知識がない分野の文章に触れることが大切です。そうすることで考えながら読む力が身に付きます。
短期間で身に付くものではないのでコツコツやっていきましょう。
※単語の意味
- 亜流(ありゅう):一流のまね、独創的でなく劣っていること、またそういう人
- 蓋然性(がいぜんせい):あることが実際に起こるかどうかの確実さの度合い
- アイロニー:皮肉、風刺。または反語・逆説
- モチーフ:動機。主題。思想
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