こんにちは。佐土原です。
今回は、受験生も含めた「頑張っているけど挫けそう」になっている人たちに向けて書きたいと思います。
『為せば成る』
皆さん聞いたことがある言葉だと思いますが、このあとに続きがあるのは知っていますか?
『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 為らぬは人の為さぬなりけり』
上杉鷹山(1751~1822)という江戸時代の大名が家臣に教訓として詠み与えた歌です。
模範にした歌とされるのが、武田信玄(1521~1573)の歌です。
『為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人の儚さ』
私は、歌の中の「為せば成る」の上の句の部分よりも、下の句の方が好きです。
「為らぬは人の為さぬなりけり」「成らぬと捨つる人の儚さ」
どちらも自分の「弱さ」を言い当てられたような、でもやればなんとかなるような…そんな緊張感と納得感があります。
人間は弱い生き物ですので、安きに流れてしまう(諦めてしまう)のは仕様がないと思っています。
しかし、「踏ん張らなければならない時期や時間」があります。スポーツでも勉強でも、そして仕事でも、確実にそういう時があります。
ずっとじゃないのです。ある時は一瞬かもしれないし、ある時は2・3年かもしれません。
そんな時に、この言葉を思い出して、一歩踏み出してみませんか?
踏み出す前より踏み出した後の方が、確実に「良い状況」になっていますよ。
余談ですが、「結城友奈は勇者である」というアニメの中で、勇者部五箇条というものがあります。(アニメの内容は「勇気」をテーマにしたもので、非常に感動的で面白いアニメですので、暇があれば観てみてください。)
勇者部五箇条の中に、
『なるべく諦めない』、『なせば大抵なんとかなる』
という言葉があります。
現代の高校生にはおそらくこちらの方がしっくりくると思います。私もこちらの言葉の方が実はしっくりきますが、座右の銘にはできない年齢になってしまいました。。
今年もあと一月半です。『為せば成る』の精神で、頑張っていきましょう!!