皆さん、こんにちは!
いよいよ今週末が全国統一高校生テストとなりました。
今回初めて受験するという外部生の皆さん(特に高2生・高1生の皆さん)、問題冊子を開いて『え!?』と思う難易度や文字量であっても、必ず最後の問題まで解ききってください!今の力で共通テストの本番レベルにどのくらい通用するのか、試してみましょう!!
単元ジャンル演習や共通テスト対策の過去問演習講座の中で弱点単元をピックアップして大問別演習に挑んできた受験生の皆さんには、今回の模試で手応えが変わっていることをぜひぜひ実感してほしいと思っています。
また、意識を高く持って受講の後に手元に準備した問題集を解くことなどで対策をしてきた高2生以下の皆さんにも、講座の1コマ1コマをしっかり受講することにまだまだ精一杯という皆さんにも、現時点の志望大学までの距離を掴む意味で、真剣に挑んでほしい模試です。
今回の模試前のTipsとしては最後になりますが、化学について、橋本先生からお送りします!
高校化学の集大成となる共通テストでは、これまで学習してきた内容全てからの出題になるため、求められる知識量が多く、苦手に感じる人も多いでしょう。しかし、よく出る分野や出題傾向を理解し、効率よく学習することでこれまで点数が思うように伸びなかった人もこれから大きく得点を伸ばすことができると思います。
そこで、私が皆さんに優先して学習してほしいことが以下の2点になります。
Tips① 演習量が少なくなりがちな有機・高分子で得点できるように優先して学習する。特に、『糖・アミノ酸』を重点的に!
化学において、センター試験から共通テストへの変更点として、有機・高分子の配点の割合が大きくなった点が挙げられます。特に、高分子は化学の最後に習う分野になるので習熟度に差が出やすくなります。そのため、これらの分野で高得点を取ることがカギとなってきます。 試験でよく聞かれる問題が、有機では官能基の構造決定や油脂、芳香族に関するものが多く、高分子では合成繊維とタンパク質に関するものが多い傾向にあります。したがって、これらの分野について理解を深めることが重要です。その中でも高分子は、DNA・塩基配列などの問題にも応用が利く、糖・アミノ酸を学習するのが効率的です。
Tips② 正誤問題を絶対間違えないように意識する!
また、高得点のためには、正誤問題を間違えないことも重要です。正誤問題は各大問で問われ、その得点は決して馬鹿にはできない割合を占めます。基礎的な知識を有するだけで得点することができるため、ここを正解できるかどうかで得点が大きく変わってきます。正誤問題から先に解くなど優先して間違いがないように解答することをお勧めします。
ここでお話したことが多少なりと役に立てれば幸いです。これまで習ってきた成果を存分に発揮できるように共通テスト直前まで諦めず、頑張りましょう!
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