皆さん、こんにちは!
校舎では、少しでも『勉強のしかた』『効率的な学習法』を皆さんに意識し身に付けてもらうために、8月の共通テスト本番レベル模試実施後、間違い直しノートのチェックを実施しました。
提出してもらったノートを確認しながら、担任助手の村山佳芳子先生が、アドバイスをまとめてくれました。是非自分のやり方を見つける参考にして下さい!
みなさんはこれまでに「問題解いた後はよく復習しなさい」「間違い直しが大切だ!」と何度も言われてきたことでしょう。普段から、丁寧に間違い直し、できていますか?みなさんのなかにはなぜ間違い直しを丁寧にすべきなのかいまひとつわかっていない人もいるでしょう。また、丁寧にすべきだとはわかっていても、どのようにすればよいのかがはっきり分からず、とりあえず解説読んではみるけど、だからといって成績はなかなか上がらない…
もしくは丁寧に復習する時間があったら次の問題演習に進んでしまおうと思っている人も多いはずです。ここでは、なぜ間違い直しをすべきなのか、どのように行えば成績アップにつながるのか効率的なやり方の例を紹介します!ぜひ、これを読んで、普段の学習に取り入れていきましょう!!!
〇前提として
間違い直しは問題を解いて正誤を確認したあとすぐに行いましょう。記憶に新しいほど、間違い直しの有用性が高まります。
もし、時間内に解ききれなかった問題があれば、時間を意識せずに改めて解いてみましょう。ノーヒントの状態でしっかり問題に向き合うことが大切です。
〇間違い直しの意義とは?―なんでそんなに間違い直しって大切なの?
- 一度間違えた問題に次に出会った時、必ず正解するため。
- テストで聞かれやすいところ、つまり、ポイントを理解するため。
- 勉強の効率を上げるため。
問題を解いたあとに間違い直しをする意義は以上の3つが挙げられます。
大きな意義としては、①でしょう。
みなさんは、一度間違えた問題に再度出会った時、必ず正解する自信はありますか?
この自信がないと中身のある間違い直しができたとは言えないでしょう。
まずは、間違い直しをするとき、この意識を明確に持つことが大切です。意識することで、個々人にとって意味のある間違い直しになるはずです。
➁は特に受験生に意識してほしい部分です。共通テストやそれぞれ志望する大学の二次試験といったあらゆる試験には出題傾向があります。普段の問題演習は自身の問題を解く力および理解度を試すためだけに行っているのではありません。それぞれのテストの特徴を捉える目的もあります。よって、間違い直しを通して、そのテストで出題されやすい所、またはその問題のポイントを理解する必要があるのです。
③に関しては、①で記述したように一度しっかり間違い直しをすれば、次に同じような問題を間違える可能性は低いため、勉強の効率が上がると言えるでしょう。時間は有限です。限られた時間の中で最大の力を手に入れるためには、間違い直しは必須です。
第2弾へ続く。