こんにちは。熊本東校の金野友祐と申します。今回は高校2年生向けに、大学合格までの2年生のスケジュールをご紹介いたします。

 部活・定期テスト、学校の生活にも慣れスケジュールに遊ぶ余裕が出てくる時期。来年には受験が控えているが今から何をすればいいかわからない。そんな方に下の表を見ていただきたいなと思っております。これはあくまでも目安としてご紹介させていただきますので、これを参考にして自分の学習計画を考えてみてください。

↓↓一目で分かる表がこちら↓↓

 高校2年生の英語と数学については、9月末までに一通り学習修了を目標に進めていただきます。なぜ数学と英語なのか、国語・理科・社会は大丈夫なのかについてはそれぞれ解説していきますので下をどうぞ。

 ・英語

 センター試験から共通テストへと名称が変わり、試験の内容についても大きく変わったと考えております。「どうして日本人なのに英語を…」一度は受験生全員が考えたことがあるでしょう。だからこそ時間を掛けなければならないんです!

 今こうして日本語のブログを読めているのはどうしてですか、もちろん記憶にはありませんが、幼い時から発音や読む練習をしていたからではないですか?漢字ノートに何度も写して、「たいへんよくできました」のはんこをもらう、日本人なら話せて・書けて当たり前のように見える日本語も、時間をかけて、練習をしてきたからこそ使いこなすことができています。

 英語はどうですか?単語・熟語は覚えていますか?スピーキングを通して口に出して話していますか?同じ言語だからこそ時間を掛けなければ理解することはできません。覚えたことを使いこなす。スポーツしている人ならわかると思いますが頭で分かっていても、実行となると簡単にうまくいくものではないですよね?大谷翔平選手の真似をしても160キロのボールを投げることはできません。特にリスニングはセンター試験の時とは異なり、大門3以降は1度しか英文が流れなくなっていますので聞き逃せなくなっています。だからこそ受験までの限られた時間の大部分を使って理解できるようになるまで学習を続けましょう。

 数学

 高校生活は約3年間、数学ⅠA・数学ⅡB・数学Ⅲこれらの中にも範囲が分かれており、膨大な量になっていることを定期テストで実感していると思います。

 「修得した知識・理解を応用して志望大学の出題傾向に即した数学的思考力を強化します。」東進の授業説明を一部抜粋させていただきましたが、様々な有名大学の傾向に特化した勉強法や授業がが確立されているにも関わらず、約半年をかけてでも対策をしなければなりません。ここで修得すべきは過去問の解き方なんかではありません。大学入試問題に対応できる柔軟な数学的思考力を身に着けることです。過去問を解けるようになっても何の意味がありません。知識の吸収(インプット)から、演習というアウトプットのステージに立つために、2年生までは基礎固めに全力を注いでください。

 その他(古典漢文・理科社会)

 今この令和の時代に、古典漢文の文章を作成される方がいらっしゃったとしても文学的価値は0に近くなると思います。入試に古典が含まれているのは上2つと同じように古典的思考力の養成を必要としているからではないでしょうか。グローバルな時代、様々な考え方に触れておくことは必ず自分にとって財産になります。だからこそ入試のためだけに作られた文章ではなく、歴史的価値のある作品を使って問題を作成しているように思います。

 古典漢文・理科・社会は今の入試問題では暗記力が問われているものが大半です。考えても覚えていなければ答えることはほぼ不可能に近いでしょう。しかし、1年半あれば過去問の傾向から対策をすることが十分に可能です。しかし覚えるのは自分自身の努力に左右されます。地道に継続的に取り組んでください。大学受験合格までに近道は存在しません。

いつかきっと花が咲きます。

  超ハイペースになりますが、我々職員・現大学生の担任助手のサポートの元、計画的に授業を進めていきます。学校行事・部活と一番忙しくなり、高2は中だるみの時期と呼ばれるように、学校にも慣れ、最も全国の高校生の勉強の進歩が止まりやすくなる時期です。ここで自分だけ努力を続けることで周りと差をつけ、笑顔で高校3年間を締めくくれるように頑張りましょう。高1・3は言われなくてもみんなやります。これを読んだ皆さんはもっとやりましょう。

 「今頑張れない奴は後でも頑張れないです。

 過去に失敗を経験した自分からの言葉です。将来のために努力を積み重ねてください。頑張る皆さん全員を早稲田スクールの先生は全力で応援しています。一緒に頑張りましょう。

5+