こんにちは前田です。

今回は、大学生向けの奨学金制度についてまとめていきます。

けっこう長くなりそうなので全2回に分けます。

まずはじめに、

奨学金制度ってどんな制度?

経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」する制度です。平成30年に行われた学生生活調査によると約34%の大学生が「家庭からの給付のみでは修学不可能・困難」または「給付無し」と答えており、現在では2.6人に1人の学生が奨学金を利用しています。

『独立行政法人 日本学生支援機構』って知っていますか?

JASSO(Japan Student Services Organization)という略称でも呼ばれています。ネット検索で『大学生・奨学金』と調べたら、だいたい検索上位に表示されるので、すぐにたどりつくかと思います。

JASSOってどんなところ?

日本育英会において実施してきた日本人学生への奨学金貸与事業、日本国際教育協会、内外学生センター、国際学友会、関西国際学友会の各公益法人において実施してきた留学生交流事業及び国が実施してきた留学生に対する奨学金の給付事業や学生生活調査等の事業を整理・統合し、学生支援事業を総合的に実施する文部科学省所管の独立行政法人です。文部科学省所管とつくだけでも安心感がありますね。

色々調べてみるとJASSOと同じように奨学金制度を持つ団体がいくつもありました。

・各大学

・地方自治体

・民間企業

今回はこのJASSOを使っての奨学金制度を調べてみます。

では早速、具体的どのような種類があるのか?をみていきましょう。

奨学金制度には大きく分けて2つ

返済が必要な「貸与型」

返済が不要な「給付型・免除型」

があります。

もう少し細かく見てみます。

「貸与型」が2種類、

【第一種】(貸与・無利子)

条件:特に優れた学生・生徒で経済的理由により著しく修学困難なもの

金額(通常月額):国公立2万~約5万円・私立2万~約6万円

【第二種】(貸与・利子あり)

条件:特に優れた学生・生徒で経済的理由により著しく修学困難なもの

※第一種にくらべより基準はゆるやか

金額(通常月額):2万~12万円

利子:在学中は無利子・卒業後は年3%が上限

「給付型」が1種類

給付だから当然『返済不要』です。

条件:貸与に比べると厳しく細かい。学業成績(評定5段階中3.5以上)・家計・学習意欲があるか(面談又はレポート提出)

金額(月額):国公立約1万円~6万6000円・私立約1万3000円~7万5000円

JASSOのサイトにはとても便利な機能が紹介されています。

非常に便利なのでリンク先を貼っておきますのでのぞいてみてください。

進学資金シュミレーター

JASSO HPより引用

リンク先にスマホアプリ版も案内してあるので、そちらもおすすめです。

今回いったんここで終了します。

次回は『申し込み方法について』書いていきます。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

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