こんにちは、水前寺校の大倉です。
突然ですが、皆さんはこのブログを何を使ってご覧になられているでしょうか。
恐らく、大半の方が「スマートフォン」を使ってご覧になられているかと思います。スマホとは実に便利なもので、今や生活の必需品、と言っても過言ではないでしょう。
私も高校に進学する際にスマホデビューをしました。当時は、携帯を手に入れるのは高校生になるタイミングから、というのが一般的でした。また、携帯会社の契約プランでスマホがお得に手に入るようになったのもちょうどそのタイミングでしたので、高校生がスマホを持ち始めたのも私たちの世代からでした。今や小学生でも持っていることがあるぐらいですから個人的には驚きです。
昔の話は横に置いて、現在の話に戻りましょう。高校生の皆さんは、平日家に帰ってからや休みの日など、ついついスマホを見すぎたりしていないでしょうか?
動画やSNS、ゲームなど、様々なコンテンツを自由自在に楽しめるからこそ、一つのコンテンツに飽きたら次のもの、と続けていくうちに気づいたら数時間経っていた…なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。また、スマホをしばらく使ってから勉強し始めると、ついつい気になって手に取ってしまい集中できない、なんてこともよくあると思います。
心理学的には、不快感を感じた後に得る快感は、前者が後者を強化しより強い快感となっている、らしいです。サウナの後の水風呂、暑い日のジュース、このあたりが例として分かりやすいかと思います。
スマホの後の勉強はこの逆です。勉強が楽しい!と感じているなら話は別なのですが、「明日の予習しなきゃ…」とネガティブに捉えているときほど、不快感は増し、その分先に得た快感が強く印象に残ってしまいます。
これを解消するには、スマホと勉強の時間をひっくり返すのが一番有効です。いきなりそうするのが難しい、という場合はスマホの時間を少なくし、そこで得る快感を減らすことも方法の一つです。スクリーンタイムなどで使用可能な時間を設定してもいいですね。
スマートフォンの「スマート」、これは「賢い」という意味です。使い方次第では勉強の役にも立ちます。スマートな道具だからこそ、使い方もスマートでありたいものですね。