こんにちは!東校の金野友祐です。本日は昨日と打って変わって急に冷え込み、大変過ごしずらい日々を過ごしております。

 先日ある生徒から、「お母さんと一緒に先生のブログ読みました~」と軽い感じで言われたのですが、なぜか非常に恥ずかしかったです。ほかの校舎の先生はそんなこと一切ないのでしょうが、なぜでしょう笑

 

 いよいよ本番までの残り日数が2桁になります。早すぎる!!!先生にとっては担当させていただく初めての受験生が皆様です。(昨年は受験生担任が0人でしたので・・・)

 先生にできることは何でもします。志望校についてまとめたり、過去問印刷したり、大阪天満宮行ったりと・・・めんどくさいことは我々職員に投げていただいて、

皆様は勉強に集中してください。

 受験生と話をしてますと悩んでる方・落ち込んでる方いらっしゃいますが、来年大学生になるための『修行』です。やることやりましょう。

 

 大学入試センターより、R4年度の共通テストの問題評価・分析についての掲載がありますので、一部科目を紹介させていただきます。(英語・数学ⅠA)

※あくまでも東校 金野が読んでまとめたものになります。必ず皆様ご自身でも確認をしてください。(特に受験生) 自己評価を中心にまとめました。

英語

平均点 61.8点 

・出題教科・科目の問題作成の方針 ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)を参考に、A1からB1レベルに相当する問題を作成する。(セファール:国際的に定められた言語能力を表す指標。英検で言うところの3級~準1級レベル)

・出題意図と結果 第2問「要点整理」第3問「イラスト・写真の読み取り」第4問「複数情報の読み取り、思考力・判断力・表現力等を測れるような~」教育研究団体・高校教員からも肯定的なコメントも多く、また得点分布に関しても昨年に比べて平均点は上りはしたが、

「大問ごとにA1からB1まで難易度を設定し,幅広い受験者層に対応できる問題構成としている。昨年度と同様に平均点の分布はなだらかで広く,各設問は高い識別力があることも示された」

とあるように、想定通りの結果だったように予想します。

 

※「一昨年度までのセンター試験,また昨年度の共通テスト問題と比べても英文量が増えていることなどから,~それぞれのタスクに応じたスピードで英語を理解することを念頭に,実践的なコミュニケーション場面において「その場で読み取る」能力の測定をしていることを今一度強調したい。」

年々英文量が増えてきていることについて、速度上昇を意図したものではなく作成に使用した英文から、それぞれの種類ごとに読むスピードが変わるものであって、狙って長くしている訳ではないとのこと。

 小説だったら小説、LINE・大学教授が書いた論文を読むとき全部同じ早さじゃないでしょ??上記してた、「思考力・判断力・表現力」測るための文章使ったら、たまたま長くなってるだけですってことかな??と。 まぁ、『確かに。』

昨年の過去問・東進模試で英Rで時間が足りていない人は要注意しましょう。今回の難易度が狙い通りのようです。文章が短くなったり、設問数減ることはないと思います

 速さではなく、効率重視で。英文全部読む必要ないって書いてますし、(英語 自己分析4ページ9行)、必要な箇所を探して前後をよく読みましょう。

 

数学ⅠA

平均点37.96点(-19.72点)

・出題意図 「数学的な問題解決の過程を重視する。目的に応じて数・式,図,表,グラフなどを活用し,一定の手順に従って数学的に処理すること。及び解決過程を振り返り,得られた結果を意味付けたり,活用したりすることなどを求める。」

 それぞれの大問ごとの詳細について、1・2・3に関しては、「適切に評価することができた」 の一方で、4・5に関して『本問題に十分な時間をかけることができなかった受験者もいたと推察される。』

つまり何が言いたかったのかと言うと、問題作成の方針は間違ってなかったけど、試験時間80分にしては、

①計算量が多い

②設問数が多い

 とのことでした。「情報漏洩」のリスク考えたら、試しに解いてもらうこともしずらいでしょうし、作問も難しいんだな~~と。

 

まとめでは難易度について一切言及がありません。平均点が大幅に下落したのは上記2点と考えられていらっしゃるようです。

 伝えたいことは、英語と同じく過去問・東進模試で解き方分からない状態の方は非常に危ないということです。おそらく小問の数が減り、各問題の配点が増えます。

難易度は変わらずに。

 

 本番が迫ってきています。受験生はあと100日。1,2年生の皆さんも今年のテストの難易度・平均点から模試が作られ対策を行います。一切関係がないものではありません。

 1年後・2年後の自分が解くことができるのだろうかと、「全範囲だから無理」と決めつけることなく取り組みましょう。

 

 

 

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