今回のブログ、幼い頃からなかなか本を読むことが得意ではない(好きではない)松崎が今でも自分の手元に持っていて、読み返す1冊の本を紹介します。

『やめる勇気』~あなたにいらない36のこと~

質問家であるマツダミヒロさんが監修。この本との出会いは何気なくフラッと立ち寄った本屋でパッと目に入ってきたタイトルがきっかけでした。今思い返せば、当時はいろんなことで思い悩んでいた時期だったと思います。この本のタイトルにインスピレーションを感じ、手に取ったのが最後、時間と我を忘れて本屋で立ち読みして読破してしまったんです。幼い頃から本を読む習慣がなく、欲しがって買ってもらった本ですら、すぐに飽きてしまい、本棚のディスプレイになっていたこの私が、今でもたまに開いて読み返すほど大好きな1冊です。

タイトルにもあるように、36個やめる項目が書いてあるわけですが、最初にこの本を手に取った時には、書いてある36項目のほとんど全部が正直「やめられない」「~しなければならない」のネガティブな考え方に該当していました。それが今では、だいぶ少なくなったと実感できるまでに。以前より物事をシンプルに考えられるようになったことが一番大きく変われたポイントかもしれませんね。「Simple is best.」耳にしたことありませんか?上手く言い表せないのですが、楽観視する訳ではなく、あまり複雑に考えすぎないことから始めました。

真面目な人ほど複雑に物事を考えがち

例えば、「後回しをやめる」

物事は、優先順位をつけて効率的に進めるのがいいと一般的によく言われます。皆さんは、後から思い出したり、考えついたものでも優先順位が高いと思ったらそれを先に手をつけてしまうことってありませんか。その時に「これは後でやっても大丈夫」と思ってしまったものは常に後回しになりがちです。その結果、後回しにしたことにずっと手をつけないまま時は過ぎて…。

勉強に置き換えると「英単語」「英熟語」などの高速基礎マスターの類を想像してください。「後でやればいっか」「いつでもできるし」とどんどん後回しにして…。

最後には脱線してしまう…

完全習得ができていないまま今を迎え、「試験時間内に解き終わらない」「長文が読めない」「リスニングが聞き取れない」など嘆いていませんか?これは「後回し」が積み重なってしまったことが原因なんです。

時間的に言えば、そこ30分。先にやれる小さな事をコツコツと先に終わらせて行くほうが実は上手くいくんです。

継続は力なり。

「後回し」をやめてできることからコツコツとやることで「小さな達成感」が「大きな結果」として自分に返ってきますよ、必ず。

そんな「やめる勇気」がたくさん詰まった冒頭に紹介した本に興味が出てきた人は、私のように本屋で立ち読みするのは「やめて」(笑)

お金がかけずにたくさんの知恵と出会える 「図書館デビュー」してみるのも新しい発見があるかもしれませんね。

最近、校舎でワクチン接種後、体調を崩してしまった生徒の話をよく耳にします。そんな時こそ「無理をする」のをやめてゆっくり静養するを優先してください。来週から中間考査がスタートする学校もあるようです。ワクチン接種後の副反応だけではなく、寒暖の差で体調が崩れやすい季節の変わり目。くれぐれも体調管理には気をつけましょうね!今週も皆さんの来校を校舎で待ってます。それでは今回はこの辺で。

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