九大法学部に現役で合格した卒塾生に合格体験記を依頼し、届いた原稿に衝撃を受け、そしてモチベーションも上がりました。この話をこの市役所前校という場所で語り継いでいきます。実際、新高1生の開講式や高2生集会、高3の面談時にこの話をお伝えするようにしています。10年ほど東進指導経験がありますが、はっきり言って勇気がわいたし、震えました。以下その原稿の一文です。

Y・Wくん 第一高校今年卒業 陸上部を高1~最後まで続ける


私は高校受験の際に飛びぬけて上位の成績で入学したのではなく、むしろぎりぎりで合格しました。高校受験の勉強を中学三年生から始めたので、間に合わない教科や単元が多かったからになります。特に数学と英語は壊滅的でした。その経験もあり、早期に勉強することの大切さを知ったため、早稲田スクール高校部に一年生から入塾して、実際に早期勉強を実行しました。

高校三年生の受験期はみんな勉強をしているので差をつけることは難しいですが、高校一年と二年生の時は勉強している人は少ないので、周りとの差をつけるチャンスでした。

実際に私はぎりぎりで高校に入学しましたが、一年生の終わりには定期テストや模試で一桁順位をとれるまでに成長しました。受験勉強は早い者勝ちです。早期に勉強を始めて、志望校合格の架け橋としてください。


私も含めて、周りの大人たちの影響力も生徒達には大事な部分はありますが、実際に歳の近い先輩のリアルな体験記はものすごく具体的なアドバイスになります。

高校受験の反省を活かし、逆にバネにして高1からどんどん勉強を重ねていった、Wくんには脱帽です。

Wくんには勉強をしろ、受講しろ、塾に来い、高速基礎マスターをしろなんてことを多く言ったことがなく、電話をかけた回数も少ないです。ただただ「東進システムをこう活用して、こういう風に勉強すればこういう力が身につくよ」「次の模試までにどういう行動をして、どういう結果を得るか考えてみよう」というような指導をしたまでになります。

今年の卒塾生にはこれまでの経験からくる思いと違ったものがでています。それは数多く合格してくれた「感謝」という思いと、受験生からの「学び」です。本当にみんなありがとう。

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