皆さんこんにちは。
今回は、普段勉強する際の意識や姿勢について書きたいと思います。
私自身が英語英米文学を専攻していたこともあって、海外の小説や映画、ドラマを見るのが大好きなのですが、以前気に入って見ていた海外ドラマの一つに『SUITS』があります。(ちなみにこのタイトル、身に付けるものとしてのスーツの意味だけでなく、『訴訟』〔= lawsuit〕の意味もあるんですよ。)日本でもドラマ化されたので知っている人もいるかもしれません。
ところで、『勉強する』を意味する英単語として何を思い浮かべますか?
ぱっと思いつくのは、study と learn の2つの単語ではないでしょうか。
先程ご紹介したドラマの1話目で、
“I learned it when I studied for the bar.”
というセリフが出てきます。
bar は the を伴って法曹界を意味するので、日本語にすると、
覚えた(習得した)んですよ、法曹界に入るために勉強したときにね。
という感じでしょうか。
2つの英単語の使い分けを覚えてしまうのに、そして日々積み重ねている勉強への意識を強く持ってもらうために、なんて便利なセリフだろうと思ってしまいました。
時間も量も効率も一旦置いておいて、勉強するという『過程』が存在すれば、studyで示すことができます。
皆さんの目指す第一志望大学合格のためには、勉強する『過程』があることは大前提で、問題を正確に解き必要な得点をとるために、知識の習得という『結果』が必要になりますよね。これが learn です。
皆さんの毎日の勉強が、作業的なものでなく、身に付ける・習得する learn に近い質で進められたらと強く思います。
受講する、予習する、復習する、課題の問題を解く。
日々何かしら勉強に向かうからこそ、同じ時間でどれだけ集中して自分の知識や理解に繋げられるのか、ぜひ意識してみてください。勉強する習慣ができている人から、その『質』『結果』に拘る段階へステップアップしていきましょう!