前回は模試の点数について、数字は最低3つ見てみようという内容を書きました。今回は、平均点と偏差値について考えてみましょう。
平均点と偏差値、どちらも模試を受験した全員の得点から算出されるものになります。そのため模試の種類によって平均点や偏差値が違うことは当然のことです。単純に平均点よりも低かった、偏差値が60以上だったと一喜一憂してはいけません。平均点以上で偏差値が高いに越したことはありません。また、平均点や偏差値は前回からの伸びを検討するには毎回基準が違うので判断が難しいです。
前回の内容と合わせて皆さんに伝えたいことは、模試の点数はあくまで現状を知るためのものであり、入試本番に向けて自分が取り組むべき学習内容を確認するためのものです。良い点を取って満足したり、悪い点でがっかりする必要はありません。
どうしてこの結果になったのかを分析し、現状を改善するには何をすればよいか、中身をしっかり見るようにしましょう!
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