こんにちは熊本東校の金野です。『あ』っという間に9月も半分を過ぎようとしています…恐ろしく早いですね。共通テストまであと「120」日も切ってしまい、いよいよ4か月すらもなくなってしまいました。

 昨年が初めての受験生担当でしたが、今年もより一層の緊張感をもって1・2・3月過ごすことになりそうです。

頼むから先生が安心できるぐらいの勉強している姿勢を見せに来てくれぇ~~

受験生学年集会

 月曜日に少し受験生にお時間をいただき、毎月一回を恒例に開催しようとしている学年集会を開催しました。

 大勢の人前で話すということは何回したとしてもまだまだ慣れず、緊張してしまう私ですが、こんな私よりも緊張しつつも何とか言葉を絞り出して受験生のためにアドバイスを行ってくださいましたのが、我らが小山『大』先生です。

未来を見据えた姿

 サムネイルの画像にもあるように3点に絞って話をしていただきましたので、記憶を辿ってにはなりますが他校舎のみなさまにもお伝えできればと思い、ここに書き残します。

①学校の共通テスト対策演習と付き合う

 彼が受験をした23年度試験は結果的には大きく平均点が上がった年にはなりましたが、前年の22年度は数学ⅠA&ⅡB、そして理科&社会も科目間点数差が激しく模試等の難易度も上がり、非常に難しい1年でした。

 正直に、8月共通テスト模試も医学部医学科に向けて『安全圏』と言い切ることが出来ない点数を取っていた彼が、11月後半から学校で実施をされていた共テ対策演習をどう捉えていたか。

「制限時間内に解き終えられるよう練習する機会」

 結局彼も8月に塾にて、共通テスト過去問演習会を参加をしてもらっていましたし、難易度等で困ることはなかったと思いますが、とにかく共通テストにおける一番の敵は『時間』とのことです。

 リーディング&国語だったら80分、数学は70分と60分で別など時間足りずで点数を落とすことが無いように、模試と同じように仮想本番として受験をして、やり直しまで確実に行っていたそうです。

一番してはいけないことはやり直しを貯めてしまうこと。

 演習→やり直し→演習→やり直し これが守れず演習のみを優先し、やり直しを貯めて結局できずに本番に突入した方がちらほら周りにいたそうです。

 一番は、「間違い直しノートを作成するなどして自分のやり方を確立すべき」とのことです。やり直し、間違い直しがシステマティックになってくると演習→やり直し→演習→やり直しのサイクルがより楽に・効率的に進むという考えを、是非皆さんも吸収していきましょう。

 慣れたらしんどいと思うこともなくなるということです。

 やり直しこそ点数をあげるための一番の近道、と何度ブログに書いていることでしょう。時間が無くてできないなら、置き場所を決めて週末等に一気に消化するなど、どこにあるか分からない・やったかどうかわからないようにはなるな とのことでした。先生が言うより数百倍説得力がありますね!!()

②リーディング勉強法

 強く頭に残っているのが、

「解く順番等の工夫も大切かもしれないが、ページめくる時間が自分には勿体ないと思った。」

☝「はっ」とさせられましたね・・・驚☝

 「確かに」と思う反面、順番変えてみたら?と言ってたのはおそらく自分だったので普通にショックもありましたが笑、結論は自分に合った方法を探してほしいということです。

 変えるのもいいし変えないのもいい。大切なのは試してみて判断をすること、とのことです。小山先生は「1から順番に」が合っていたようですが、皆さんは皆さんなりの順番・やり方を探して『時間内に解き終えられるように』を意識して演習をすることが大切。

 大問1の10点に時間をかけすぎるのももったいない気がしますが、彼は「この10点は自分の志望レベルだと落としてはいけない10点」と説得されてしまいました。

 

 試すにしても単語・熟語等が身についていることが前提の話です。少しでも無駄なロスを削ぎ落して1点でも高くとるためのオリジナルの解き方を身に付けてほしいと思います。

☝読んでる1・2年生分かりましたか??覚えてる前提ですよ??今やってください。☝

③本番までのモチベーション維持

 「本番直前に点数が落ちることはあっても上がることはない」

 冗談抜きで、ほんとにいいこと言うな~と感心してしまいました。確かにと。

「荷物をカバンに直して、筆記用具のみの机という状況を前にして偏差値が上がることはない」「けど落ちないように工夫をすることはできる」

☝これに対処するためにはどうするか☝

①偏差値を本番までに上げる。当たり前ですよね。まずそもそもこれ関係なく今みなさんがしていることです。

②自己ベストよりも落ちないようにする。要因としてあげられるのが先述した「時間配分」と「緊張」。『点数を取らなければいけない』というプレッシャーなど。

 今までやってきたことを自信にして、緊張するなとは言えませんが、うまく付き合える方法を探す&演習・模試の機会に試すっていうのもいいんじゃないでしょうか。試験が始まってしまってからは、点数が上がることはもうないんだと肩の力を抜くことも一つの手かもしれませんね。

 

 化学&物理の勉強方法、数学の勉強方法等まだまだ話してもらいたいことありましたがあくまでも受験生全員を対象にした集まりでしたので、興味がある方は個人的に聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

 毎週木曜日はミーティング担当で校舎に来ていただいてますので、お気軽に尋ねてみて下さい。

金野

小山『大』先生からのありがたいお言葉

 試験当日、問題が配られたその時、もう結果は決まっているといってもいいでしょう。それはまるでスクラッチを削るようなものなのです。削るまでは分かりませんが確実に結果は決まっているのです。しかしそこで緊張を理由に削り方を間違えてしまうことが無いようにということです。ましてや、諦めるということはスクラッチを削る前に破ってしまうようなものです。まずは無心に削ってみませんか?

 試験当日楽しく削れるようにまずは今勉強しましょう。

小山 晃生

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