本屋に行くと「言葉」に関する本が多く置かれています。
気が付けば今年買った本の中の数冊が言葉の本です。

今回は言葉との出会いについて少し思うことを書いてみようと思います。

言葉には人生を変える力があるとは思いますが、
同じ言葉でもいつ、どんな心情、景色でその言葉に接するかで
右から左へ受け流すものになるか、
大切なものになるかは異なります。

言葉が印象に残るには物語が必要です。

座右の銘がある方は
それに関するエピソードがあるから
その言葉が座右の銘になったと思いますし、
歌詞が好きな歌は
歌うアーティストの心情を想像できるか、
自身の経験の中に投影できるものがあるから
その歌詞が好きになるのだと思います。

私が昔出会った言葉で
「進歩をやめた生物は死んでいるのと同じ」
というものがあります。
(厳密には少し表現は違ったかもしれません…)

このままだと、
皆さんに響くかはどうかはわからないので
私の物語を足してみます。

当時高校生だった自分は部活と勉強を両立しようと思っていましたが、
入学直後入院することとなりペースが乱れてしまいました。

その後、あせって部活に参加してもうまくいかず
勉強にも身が入らずで担任から部活を禁止されてしまい
学校に行く意味を失ってしまいました。

しばらくは無気力でやっていましたが
その時に出会ったのが上記の言葉で
まだ、やってやる!!と思い
将来、人に影響を与える言葉が言えるような人間になると
目標を定めました。
そこから10年ちょっとかけて
色々な言葉を集めて
はじめの言葉をくれたゲーム・アニメの世界に行くことになりました。

皆さんの周りにはたくさんの言葉があふれていて
そのどれかがいつの日か力をくれるものになると思います。
ただ、受け取る側にも経験値が必要で
その言葉が届くまでの体験を色々してほしいと願います。

これからの高校生活、受験勉強がその体験になるよう
精一杯頑張っていきましょう

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