最近めっきり寒くなってきましたね。。
寒くなると一番つらいのが「朝」ですよね。あったかい布団から出ることの苦痛なことと言ったら、何とも例えようのないつらさです。
受験生の皆さんは、くれぐれも「うがい」「手洗い」を励行して、風邪などひかないようにしっかり対策を講じていきましょう。
さて、今回は受験生に向けてです。
共通テスト対策と二次試験対策を両方取り組んでいる時期かと思いますし、毎週のように模試があっていると思いますので、この時期の勉強法について書いてみようと思います。
まず一番大切なことは、きちんと模試の「やり直し」と「解き直し」をすることです。
この「やり直し」と「解き直し」ですが、科目によって(苦手か得意かにもよりますが)使い分けてもらうと良いかと思います。
「やり直し」は「解答・解説」をもとに「解法を知る」ことが目的です。
一方、「解き直し」は時間の圧迫なしの状態で「しっかり考えて解答を出してみる」ことを通じて、「解ける問題」だったのか「解けない問題」だったのかを判断することが目的です。
大学入試はとにかく「特別な時間」となりますので、「いつもとは違う状況」になります。特に共通テストは「時間との勝負」なので、一回詰まってしまうとその後がずるずると悪い状況になってしまうこともあります。
その時に「解き直し」と「やり直し」が必ず役に立ちます。自分の過去の経験が立ち直るきっかけを作ってくれるのです。また、一つの問題に固執せず次の問題に進む勇気をくれます。
「やり直し」と「解き直し」の次に大切なことは、「知識を入れる(暗記する)」や「概念の再理解」です。ここで気を付けなければならないことは、「解答・解説」だけでそれをやってしまわないことです。
「知識を入れる(暗記する)」や「概念の再理解」は『正しい知識を入れて、正しい考え方を理解する」ことです。「解答・解説」は解法に必要な部分だけしか乗っていませんので、上記の目的には不十分です。必ず、「教科書(辞書)や資料集で確認する」や「学校の先生や塾の先生に質問する」ことを励行しましょう。
当然ながら、塾生の場合は、東進の講座を『再受講』することが最も効果的です。IT授業だからこそ、自分の必要な部分に焦点を絞って効率的な学習が可能です。最大限に活用しましょう!
併せて、英単語や古文単語、漢文の重要単語などは『毎日継続する』ことが非常に重要です。(言うまでもなく、塾生の皆さんは高速基礎マスターを毎日やりましょう。)
残された時間は刻一刻と短くなってきますので、焦って勉強の内容を「演習」だけに偏らせてしまう気持ちはわかります。しかし、本番でものをいうのは、「継続して積み上げてきた知識と理解」です。土台が固まれば、戦いようはいくらでもあります!
共通テストまで約70日。
もう一度、日々の勉強を見直してみてはいかがでしょうか?
受験生の皆さんの「合格」を切に願っています。