こんにちは熊本東校の金野です。昨日9日に早くも5日に受験していただきました『全国統一高校生テスト』の結果が返却されました。本番前ということもあり受験生中心ではありますが、個別に成績について話をする機会を設けています。
『時間配分』『情報処理』などなど共通テストの厄介な点を再認識していますが、昨年共通テストを受験をしてもらいました生徒に感想を書いてもらっており、是非このタイミングで受験生含めて塾生みなさまに見ていただきたくブログを作成しました。
※原文をそのままに打ち込んでいます。
◆日常編
①国語は200点あります。1か月だけでは古文漢文はおわりません。今からでもちょっとずつやることをおすすめします。あと勉強は早くはじめたもん勝ちだと思うので今すぐにやった方が良いです。化学は3か月だけではおわりません。あと学校から配られたワークは1冊しっかりやるか、してないなら自分の視界から消してください。あと勉強してなかったらそもそも緊張はしないので、緊張してください。がっこうはきちんといきましょう。
②英単語と英文法は3年生になる前にカンペキにしよう!!
③できるだけ早い時期に英単語を修得させる
④物理と化学はなるべく早く全単元終わらせた方がいいです
⑤数ⅠAはまんべんなく演習してください
⑥志望校をなるべく早くに決める。最後に絞って勉強する科目が決まっているので共通テストで失敗した時も2次が同じ科目の大学を探せば良いから。どれも頑張ろうとするともし志望校を変更するときに得点源となる科目が無い。共通テスト前後で第一志望を国公立大学から私立大学に変更するのもNG。3年間その私立対策をしてきた人には個別試験の特定の教科に費やしてきた時間も傾向のつかみ具合も異なる。私大一本でやってきた人に短期間で追いつき同等のレベルまでもっていくのはハードルが高い。精神面の管理。共通テスト後に悔やむ時間も無駄。二次対策に使わなければ二次後に「あの時間でできたことがあった」と2回目の後悔をすることになる。反省・後悔をするのは後期まで戦い抜いてから。
⑦国語は記述式を直前まで勉強したほうがいい。得意科目が本番もいい点数が取れるとは限らないから、決して油断してはいけない。
⑧過去問に染まらず、柔軟に対応できるようにしましょう。
⑨自分の苦手科目を後回しにしない方がいい。眠気が来たら15分ほど仮眠をとる。周りがうるさかったらイヤホンで音楽を聴きながら勉強する。朝起きて勉強する習慣をつける。
⑩受講を早く終わらせて、演習をいっぱいした方がいいです。
◆当日編
①周りの人の声に耳をかすと緊張が増します。他の人の言葉ほどの余裕はないので気にしないようにしましょう。前日の天気予報で暖かくなると言われても防寒具は持っていきましょう。寒いと集中力が切れてやばいです。受験番号のミスは複数回確認をしましょう。緊張をしていると思いのほかミスります。
②弁当を持っていくのではなく軽食が良い。
③本当の緊張が訪れるのは実は自己採点の時であったり。1日目の終了時に「俺リーディング満点だワ!!」と豪語をしていた人も平均点を割っていたりすることも。当日信じられるのは自分の手応えだけなのだと。残り5か月・3か月・1か月・2週間から始めることで変わるのは精神的安定。学力自体はもちろんのことで。
④前日の復習をした問題は基本的に出ないけど、した方が吉。単元ごとに苦手つぶしても本番では苦手が湧き上がってくるからやっても無駄。でもしよう。
⑤受験を通してもっとしっかりやっておけば良かったと思う点は、時間の使い方についてです。受験直前になって、もっとできたなと思う時が何度もありそういう思いをしてほしくないので、少しの隙間時間を大切にしてほしいなと思います。英単語を5個覚えたり、スマホでリスニングしたりなどたくさんできることがあります。絶対に受験期になってその積み重ねは生きてきます。コツコツ頑張ってください。
⑥定規は机の上に置いてはいけません。リスニングの前に音声が聞けるようにスマホとイヤホンを持っていくべき。
⑦共通テスト本番はとにかく焦ります。問題を読み取る能力・スピード・時間配分など気にすることがたくさんあります。そのためにも、英単語などの語彙力でアドバンテージを取る必要があります。来年・再来年は傾向が変わっているかもしれないですが、自分が解いたことのないような問題が出たときは強気で飛ばしてしまう、捨て問を作りたくない人は、相応の実力を伴うので頑張ってください。
⑧もっと頑張ればよかった。本当に後悔しないぐらい勉強をした方がいい。
⑨僕は11月まで共通テスト模試の点数が全く上がらず、11月模試の点数が413点でした。決して手を抜いていたわけではなく、努力をしていたので、あせりつつも自分の勉強の仕方が合っているかも分からず、絶望していました。しかし、それでもあきらめずに、先生方と勉強のやり方を改良しながら努力し続けました。すると12月模試では501点まで上がりました。その勢いに乗って直前まで努力し続けたら、本番では556点取ることが出来ました。とにかく自分が皆さんに伝えたいことは『最後まであきらめるな!!』ということです。
本文を打ち込んでいて、字体と内容から「これたぶん○○くんだろうな~」「これは絶対に△△さん」などが分かってしまう分、心に来るものがありました。
「もっと勉強しておけばよかった」最もしんどい一言ですね… 何気ないことが積み重なて、最後に自分の首を閉めに来るという… 最後後悔するぐらいなら、今から少しずつ始めておきませんか??
読んでみて何を感じましたか?どうしようと思いましたか??
共通テストが終わった2.3日後のミーティングで5分ほど時間をもらって「後輩のために」と貴重な時間を削ってもらって書いてもらったものです。
少しでも皆様の成功の糧になれば、次は皆様が次の学年の後輩たちに向けてメッセージをお願いします。せっかくの「東校」という繋がり・「ワセダスクール」という繋がりを少しでも活用して、笑顔で春を迎えられるよう頑張りましょう!!