こんにちは、市役所前校の梅ケ谷です。
つい先日、第3回共通テスト本番レベル模試が実施されました。
手応えはいかがだったでしょうか?
難しかった、勉強したところは解けた、それ以外のところは…
いろいろ感じるところがあったと思います。が、それだけで終わらせてはもったいない。
今回は模試の有効な活用法についてお話ししたいと思います。
●マクロ面とミクロ面
模試には、マクロな側面とミクロな側面の2つが存在します。詳しくは、下の表をご参照ください。
まずはマクロな側面。ざっくり表現するのであれば、「成績帳票の最初の方にあるやつ」です。 上表にある通り、マクロ面は、自分の今の実力や現在地を知るうえでとても重要なデータであり、主に志望校を決定する際や目標点を設定する際に使用します。
次にミクロな側面。こちらもざっくり表現すると、「模試帳票の後ろらへんにあるやつ」です。 ミクロ面は、自分の苦手を分析し、それを今後の勉強に生かすために使用します。
●大事なのは…
ところで皆さんは、何のために模試を受験していますか?当然ながら、志望校に合格するためですよね。
では、志望校に合格するために重要視すべきはマクロ面とミクロ面のどちらでしょうか。
圧倒的にミクロ面です!
私たちは、どうしても模試のマクロ面ばかりに注目してしまいがちです。しかし前項で述べた通り、マクロ面から得られるのは今の自分の現在地です。これからの勉強の指針や、弱点強化のための方針は主にミクロ面から得られます。
だからこそ、ミクロ面を大事にしてください。模試結果を隅々まで読みつくしてください。
次回のマーク模試は11月5日の全国統一高校生テストです。
それまでに、どの教科・単元を、どのツールを使って、どのくらい勉強するのか…。
今回の模試の結果を用いて、戦略的に勉強を進めていきましょう!